あっという間に過ぎていきました。
「きびだんご一つで命がけの鬼退治に付きあわされるなんて
なんて割に合わない話なんだろう。」
と桃太郎のアコギさに憤慨しているうちに午前中が終わり、
「見えない赤い糸なんていうけど、
見えないのにどうして赤いなんて分かるのか。」
と考えてるうちに日が暮れていきました。
こういうふうに、大人の階段を上っていくのだなあ。
仕事のことについてディスカッション。
ていうか、夕飯食いながらだべってただけ。
悪い出来事が仕事上で続くときがあります。
そんな時に、「誰々さんは最近ツイてるね。」なんていう。
あんまりツイてると「お祓いしてきたら?」なんて言われたりね。
この場合「ツイてる」ってのはたぶん「取り憑いている」ってことなんだろうけど。
この「ツイてる」状態ってのに対し、論理的かつ合理的に考察を試みた。
こういうことなのではないか。
「ツイてる」時というのは、状況が悪くなっている仕事のことで一生懸命で
それにかかりっきりになってしまう。
そのためにほかの仕事に対しての注意がおろそかになりやすい。
ついついほかの仕事を後回しなることもある。
そうすると、ほかの仕事のほうでちょっとしたトラブルがあっても
眼が行きにくくなってしまう。
そのせいで、かかりっきりの仕事以外のトラブルへの対処も後手後手となり
更に状況が悪くなるんじゃないだろうか。
迷信やジンクスにはたいていきちんとした理由がある。
たとえば、昔の人なんかが
「写真で、真ん中に写ると魂を吸い取られる。」とか
「早死にする。」なんていうのも、もともとはキチンとした理由があった。
昔写真は貴重品で、写真撮影ってのも特別なことだったので、
年長者は、集団の真ん中に位置することが多かった。えらい人中心ということでね。
このため、当然、真ん中に写った人が先に他界してしまうわけ。
「写真を撮ると死ぬ」話で思い出した。
「ラルフ1世はアメリカン」というすごい映画がある。
何の変哲もない普通のアメリカ人が、ひょんなことからイギリスの国王になる話だ。
この映画の全てはオープニングの5分間に凝縮されている。
冒頭の5分だけでもビデオを借りる価値がある。
映画はこんなふうに始まる。
雨上がりの午後、バッキンガム宮殿でイギリスの王族がぞくぞくと集まってくる。
今日は年に一度のパーティの日なのだ。
記念の集合写真を撮るために宮殿の庭にイギリスの王族がしずしずと整列する。
女王を真ん中にして、両脇に皇太子や今はなきダイアナ妃、
そしてそのわきに子供達、王族の人々・・・・。
英国貴族たちがすべて並び終わり、「はいチーズ」とフラッシュがたかれた瞬間、
カメラがひっくりかえってしまう。
そして雨で濡れた芝のせいで、フラッシュの電流がビビビと漏電し、
何十人もの英国王族たちは
いっせいに感電死してしまう。
壮絶。
後継ぎをなくした王家の存続のため、イギリス中の法律家や歴史家たちが総動員される。
何しろ王家を継ぐ資格のあるものたちは皆感電死してしまったのだ。
そしてとうとう、数百年前にアメリカに渡った貴族の末裔がカリフォルニアにいることが判明する。
ホットドッグが大好物の、体重百数十キロの彼こそがラルフ、イギリス王家を継ぐべき者なのだが
そこから先は、また別の話。