書き始めて一年が経つ。
もともとは引越しに伴って離ればなれになってしまう友人知人と
なんとなくゆるいつながりを持っていたいというのが
書き始めた動機だった。
始めのうちは、どれだけ続けられるかわからなかったが
なんとかかんとか1年続けることが出来ました。
ほんとうにいろいろな良いことがあった。
遠く離れてしまった仲間たちが時折この日記を読んでくれて、
短く鋭いコメントを残してくれた。
そうかと思うと学生時代の同級生が、ひょいと現れ感想を送ってくれる。
わざわざ電話や手紙で連絡するほど用があるわけじゃなくても、
誰かと一言二言「元気?」「どうしてる?」とメッセージを交わしたい時がある。
そんな時に、メールや掲示板なんてツールはとても便利だ。
日記のネタにするために、
普段なら見過ごしてしまったり、気づいても忘れてしまったりするような
身の回りの些細な出来事さえも意識するようになった。
空の色が毎日違うように、
単純な日々の中にもわずかな変化が隠れている。
注意を払わなければ毎日同じようにしか見えないのだが。
読んでくれた人にわかってもらうべく文章にしているうちに
気持ちの整理がついたりもした。
言葉にならないもやもやした気持ちをなんとか言葉で表現しようとするうちに、
頭が冷えていく。
自分の考えやアイデアをうまく伝えるためによりよい言葉や言い回しを探して、
先人たちの書いたものを読むようになった。
改めて読んでみると、世の物書きの文章が如何に上手いか驚いた。
なんとなく書き飛ばしているようでも、
慎重に言葉を吟味し、文章の筋道を整えるのに苦労しているのがわかる。
これもまた、発見であった。
良い面と悪い面がセットになっている。
一番困ったのは意外に時間を取られることだ。
パソコンを立ち上げて書き始め、ああでもないこうでもないと書きつ戻りつしている間に
あっという間に一時間が経ってしまう。
書いているうちにだんだんと欲が出て、
もっとうまい言い回しだの正確な描写だのと悩んでいるうちに
気づけば二時間、三時間経つ。
一番ひどかった時には20時間も日記を書きっぱなしで、
その日は日記を書く以外なにも出来ない一日だった。
本業のほうが結構忙しく、以前のようになかなか時間が取れなくなっている。
前は毎日更新できたが、最近では忙しさを理由に間もあきがちである。
本業がおろそかになっては本末転倒であるし、
日記を書き始めてちょうど1年と良い区切りでもある。
だらだらと書いたり書かなかったりしても意味が無いし、
色々悩んだがやっと決心することが出来た。
良く一年頑張りました(^-^)あなたの日記を読んで元気がでた日がたくさんありました。これからもだらだらとよろしく。
効率をよくしたりきっちりこなすことは仕事においては大事かもしれませんが、プライベートはのんびりゆっくりでよいと思いますよ。
無駄とか遊び心は絶対必要でしょう。
あなたの書く文章は、10年後にも読んでいたい文章です。
これからもどんどん妄想をふくらませてください。
1年というの早いですねえ。WEB日記、1年後まで続くかなあ...。これからも無理、無駄、ムラのない日記でいきますよ、嘘だけど。